カフェやバルなどに掲げてあるメニューパネル。 特にカウンターまで行って注文するタイプのカフェにとっては お客様にとっても目にしやすいものになっています。 スターバックスやタリーズなどのチェーン店にはしっかりした「メニューパネル」がありますが、 なかなか個人店のカフェにはその重要性を理解されていない場合も多々あるようです。 私たちが言いたいのは、 お金をかけてチェーン店みたいなものを作りなさい。というものではありません。 その業態を表す意味で、手作り感がマッチしている場合もあるし、 アメリカンスタイルがいい店もある。 ヨーロピアンな雰囲気が必要な店もあれば、内照式の写真パネルがいい場合もあります。 お客様が目にしやすいものはPOPでもサイン看板でも そこにはそれを見たときのお客様の「イメージ付け」があることを忘れてはいけません。 チープなイメージを感じたカフェで、900円のセットすら売れないでしょう。 機械的なイメージを感じた店で、手作りのオーガニックコースといわれても頼みたいとは思わないでしょう。 たかがメニューデザイン。 されどメニューデザイン。 自分の好みではなく、 「売れる店」をつくるという大前提の上で 創り上げるものだということを忘れないでほしいと思います。